藤川メソッド 失敗例 21歳男性パニック障害
高校生の頃からパニック障害。
高校に通っている時、毎日のように菓子パンや清涼飲料水を飲食していた。食事は一日一食。
<恐らくこの時のパニック発作は糖質の過剰摂取による血糖値の乱高下が原因だと思われる。>
大学時代、一人暮らしを始めた。
パニック発作が悪化して、大学を休学。実家に戻る。
<安価なパスタや少しのおかずと大量のご飯で腹を満たしていたことが原因だと思われる。糖質の過剰摂取。>
糖質制限を開始。実家に戻ったことで食事面で栄養が改善され、特定のシチュエーション以外でのパニックはほとんど起こらなくなる。
体力も回復し、毎日ジムのプールに通うようになる。
<糖質制限によって、得られるエネルギーの少ない嫌気性解糖から得られるエネルギーの多い好気性解糖に移ることができたためだと思われます。>
半年ほど経ち藤川徳美先生の本に出会い、
医師や薬に頼らない!すべての不調は自分で治せる [ 藤川徳美 ]
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糖質制限を更に徹底し、食事の際白米や麺類を一切取らなくなる。
お肉を積極的に食べていた。
少しずつだるさを感じるようになってきた。
<ここで腸内環境が著しく悪くなったのだと思われます。糖質を取らない分、おかずをたくさん食べます。脂質はほとんど気にしていなかったので、脂質過多になり、肝臓に多大な負担をかけていました。>
慢性疲労状態になり、寝たきりの日が増える。
藤川メソッド休止。
まとめ
糖質制限を始めたことで、糖質の嫌気性解糖から好気性解糖に移ることができ、パニック発作が改善され、少し元気になりました。
更にたくさんエネルギーを得られる脂肪酸代謝(ケトン体代謝)に移行できればパニック障害を完治できたのだと思いますが、僕はその段階で失敗してしまいました。
原因としてはやはり
極端な糖質制限と脂質の多い食事でしょうか。
これにより
腸内環境悪化
→カンジダ菌増殖→有害な毒素を体内に排出
→肝臓の負担が大きくなり、肝臓機能低下
→デトックス機能低下
→体内に有害な物質が蓄積
→慢性疲労
となってしまったのだと思われます。
また、糖質をほとんど取っていなかったため、エネルギー源がなくなり、動けないほどになってしまったと思われます。(肝臓が正常であれば筋肉からグルコースを取り出し、ブドウ糖に変えることができるため低血糖状態にはならない)
余談ですが、祖父は肝臓ガン、父も僕も肉の脂身が食べられないなど、元々肝臓が弱いという遺伝的な問題もあるのかもしれません。
失敗しないためには
糖質だけではなく脂質にも気を付けましょう。
プロテインでタンパク質の絶対量を確保できるので、脂肪の多いお肉を無理して食べる必要は無いと思います。食事では、消化に良く、低カロリーな鶏肉や鮭などを積極的に取り入れたいですね。
また肝臓をサポートするサプリメントを併用するのも良いでしょう。3つ紹介します。
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・胆汁酸の分泌を促進し、脂肪の吸収を促します。
・壊れた肝細胞の再生促進。
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・傷ついた肝細胞の修復を助ける。
ヨーロッパでは肝機能改善のために古くから使われてきました。
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○NAC(n-アセチルシステイン)
・解毒作用のあるグルタチオンの材料となります。
タウリンは日本ではサプリメントとして販売されていませんが、iherbで海外から輸入することができます。
成功例は多くありますが、なかなか失敗例を見ないと思うので、参考にして頂ければと思います。