パニック障害闘病中

藤川メソッドを実践して、実際の体の変化について書いていきます。

パニック発作の正体~原因と対策

パニック発作は精神とは無関係

 

 

 

 

1 症状 

パニック発作とは、突然理由もなく動悸やめまい、冷や汗、喉の閉塞感、手足の震え、強烈な不安感などが現れ、短時間で治まる症状のことを言います。

何のきっかけもなく起こる人もいれば、人混みや乗り物、閉塞感のある場所など特定の場所でパニック発作が起きてしまう人もいます。

その他にも睡眠不足、過運動、冷え、暑さなど様々な要因が絡み合っています。

 

2 原因

しかし、パニック発作の原因には共通していることもあります

それはアドレナリンやノルアドレナリンなどの体を興奮させる神経伝達物質(ホルモン)の過剰分泌です。

これらは低血糖、精神的ストレス、不眠などの身体的不調のときに分泌されます。

これらのホルモンを調節して過剰分泌を防ぐ、とても重要な神経伝達物質セロトニン”がうまく働かないとパニック発作を起こしてしまいます。

 

人混みや満員電車などはパニック発作を起こしやすい人でなくてもストレスを感じるものです。

では、そこで発作に至ってしまう人と至らない人の差は何でしょうか。

 

それはセロトニンの利用効率です。

 

セロトニンの利用効率が低下するメカニズムをご紹介します。

精神的(環境の変化、人間関係など)ストレス、身体的(不眠、寒暖など)ストレスに長期間さらされると、副腎からストレスホルモン”コルチゾール”が分泌されます。

 

セロトニンはその大部分が分泌されたあと、細胞に再び取り込まれ、再利用されています。

 

しかし、コルチゾールセロトニンの再取り込みを阻害してしまう作用があります

 

これによりセロトニンの利用効率が徐々に低下し、パニック発作を起こしやすい体になってしまうのです。

 

3 対策

対策としては、コルチゾールを分泌する副腎をサポートしてあげることが重要になってきます。

副腎の機能が低下すると、コルチゾールの分泌がうまく調節できなくなり、先程言ったようにセロトニンの利用効率が低下してしまいます。

 

副腎にはかなりの量のビタミンcが存在しており、それだけビタミンCに依存しています。なのでビタミンCを一日に3~6グラム飲むことで副腎をサポートします。

 

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また、セロトニンそのものの量が低下している場合は、セロトニン合成の材料を摂取することが大事です。

 

セロトニン必須アミノ酸トリプトファンからビタミンB6、亜鉛マグネシウムなどを補酵素、補因子に生合成されます。

トリプトファンプロテインから摂取できます。

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4  予防

自分が発作を起こしやすい状況がわかっている場合、前もってプロテインを摂取しておくとパニック発作の予防になります。

 

血糖値が下がったときにプロテインに含まれるアミノ酸の一部がブドウ糖に変化し、エネルギーとなり興奮系ホルモンの暴走を抑えます。

 

3~4時間効果が持続するので、少量を頻回摂取しましょう。

 

参考文献

医師や薬に頼らない!すべての不調は自分で治せる [ 藤川徳美 ]

 

新・低血糖症と精神疾患治療の手引 (心身を損なう血糖やホルモンの異常等の栄養医学的治療)