なかなか治らない筋肉痛~一週間以上続く慢性的な痛み
[目次]
・通常の筋肉痛
・身体と心に異常事態がある場合
・対策
通常の筋肉痛の場合
筋肉を使うことにより、炎症性物質である乳酸がたまり痛みを引き起こします。
十分な酸素とビタミンB群(特にナイアシン)が筋肉に与えられると、乳酸がピルビン酸となり肝臓で燃焼されていくことにより治まります。
通常の筋肉痛との違い
しかし、
ストレス、睡眠不足、風邪、発熱、冷えなどの身体的及び精神的な問題がある場合、乳酸が燃焼される過程に問題が発生し、慢性的な筋肉痛が一週間以上続くことになります。
身体的及び精神的に問題がある場合、アドレナリンやノルアドレナリンなどの交感神経系の神経伝達物質が常時分泌されることになります。
これらの血管収縮作用により血流障害が起き、酸素やビタミンなどの栄養素が患部に十分に送られず、慢性筋肉痛を引き起こします。
この時の筋肉痛の特徴として、
- 目の奥の痛みを伴う後頭部の痛み
- 背部痛
- 筋肉のこわばり感
などがあります。
この時体は冷えを感じています。
対策
十分な酸素とビタミンB群、ナイアシンを患部に届けることが大事です。
そのために有効な栄養素をご紹介します。
- ビタミンE →酸素を届ける
ビタミンEが不足すると呼吸で得られた43%の酸素が不飽和脂肪酸の自動酸化に浪費されてしまいます。また、Eには血液粘度を低下させ、血流を改善させる作用があります。
ビタミンE-400 400IU 約90日分 100粒 NOW Foods(ナウフーズ)
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- ビタミンB群 →乳酸をピルビン酸に変える
患部細胞内のミトコンドリアでのTCAサイクル(エネルギー生産過程)が回らなくなるのを防ぎます。
ビタミンB-50 250粒 約8ヶ月分 [お得サイズ] B群11種 葉酸 ナイアシン ビオチン パントテン酸 PABA コリン イノシトール ベジカプセル NOW Foods(ナウフーズ)
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コレステロールを低下させたり、血管拡張作用があります。
副作用として、体のほてり、胃の酸度が高まるための胃の痛みがあります。
なので、ビタミンC、イノシトールと一緒に摂取すると良いでしょう。
イノシトールとはビタミンBの一種でナイアシンの副作用を低減させます。
フラッシュフリー・ナイアシン(副作用のないナイアシン)にはナイアシンとほぼ同量のイノシトールが結合されています。
NOW フラッシュフリーナイアシン (500mg) 90ベジカプセル
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参考文献
新・低血糖症と精神疾患治療の手引 (心身を損なう血糖やホルモンの異常等の栄養医学的治療)
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医師や薬に頼らない!すべての不調は自分で治せる [ 藤川徳美 ]
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心と体を強くする!メガビタミン健康法ー藤川徳美先生シリーズ第三弾 [ 藤川徳美 ]
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カンジダ治療を始める前に〜重篤な副作用にご注意
抗真菌作用のある薬やサプリを飲んだ際、
カンジダが死滅し毒素を排出し、体調不良を引き起こすダイオフ(死滅反応)には注意が必要です。
なので、カンジダ治療を始める前には十分に腸内環境を整えてから行う必要があります。
①プロバイオティクス、プレバイオティクスで腸内の善玉菌を増やす
プロバイオティクスは乳酸菌、ビフィズス菌の両方含有しているものが良いと思います。
プレバイオティクスにはフラクトオリゴ糖やガラクトオリゴ糖などがありますが、私が処方されたサプリはガラクトオリゴ糖でした。
②腸の粘膜を修復する
腸内環境の悪化に伴ってできてしまったリーキーガットを修復します。
主にグルタミン酸を摂取することで腸粘膜の修復が期待できます。また副交感神経系のホルモンであるGABAの原料となるので積極的に取りたいですね。
また腸粘膜にいいとされるハーブなどはたくさんありますが、僕が処方されたのはケルセチンでした。iherbで購入できます。
③カンジダを抑制するサプリを摂取する
本格的に菌を殺すサプリの前にまず増殖を抑える効果のあるラクトフェリンが処方されました。カンジダがひどい人はラクトフェリンでもダイオフが出てしまうでしょう。僕も体がだるくなり、本格的なカンジダを殺す治療に入るのが2週間遅れました。ここで焦ってしまってはいけません。
いずれの段階も1ヶ月ほどかけて行います。
これらのステップを経てようやくカンジダ除菌に移ります。
# 藤川メソッド
# 腸管カンジダ
# リーキーガット
意見交換がしたいので、気軽にコメントしてください。よろしくお願いします。
パニック障害の原因1
有機酸尿検査の結果により腸内にカンジダの異常な数の存在が明らかになりました。
僕の尿中からはグルタル酸という物質が高い値で検出されていました。グルタル酸には2-オキソグルタル酸と3-オキソグルタル酸とがあります。
人間のエネルギー生産の過程では2の方が産出されます。2は生化学的に重要な物質です。記憶、学習において重要な働きをするL-グルタミン酸や副交感神経系の神経伝達物質であるGABAの元になります。
しかし、カンジダは2-オキソグルタル酸と似た物資である3-オキソグルタル酸を体内に排出してしまいます。これにより体はエネルギー生産が十分に行われていると誤認識してしまい、疲労感などが出るわけです。この時、エネルギー不足がストレスとなり体はノルアドリナリンを分泌します。この過剰に分泌されたノルアドレナリンにより交感神経が強烈に刺激され、パニック発作を起こすわけです。
これが僕のパニック障害の原因その1だと考えています。
# パニック障害
# 腸管カンジダ
全身倦怠感〜腸管カンジダの異常増殖
低血糖症状は治ったものの、体がだるくてほとんど布団で横になる日々が続きました。
プロテインを飲んでいるのに、ビタミンサプリを飲んでいるのに何故?と当時の僕は困惑していました。
低血糖症について調べていると、興味深いものに出会いました。
カンジダです。カンジダ(酵母菌)は真菌の一種であり、通常、健康な人の腸内にも存在しますが、腸内環境が悪化すると異常増殖し、菌糸を伸ばし腸壁を破り、毒素を排出します。
その毒素は人間のエネルギー代謝産物と似た物質であるため、体がエネルギー代謝が十分であると誤認識し、疲労などの症状が現れます。
僕の場合、プロテインにより腸内環境が悪化し、カンジダが増え、エネルギーが作られず、怠さを感じているのだと仮定しました。プロテインを飲んでみようと思っている方は、プロバイオティクスを併用することをお勧めします。
そして病院で検査を受けたところ、腸内に有害な菌が過剰に存在していることが明らかになりました。
(追記)主治医の指導で低血糖状態になるのを防ぐためにプロテインを飲んでいますが体調は良好です。プロテインにより腸内環境が悪化するとは考えづらいですね。僕の場合は糖質を過度に避けていたため、その分おかずの摂取量が増え、脂質過多になっていたのではないかと考えています。糖質の多いものでなければなんでも良いと考えていたため、ハムやベーコン、ソーセージなど脂質の多い食品を毎朝食べていました。消化されずに漏れ出た脂質が肝臓へと運ばれ、脂肪肝になっていた可能性が高いです。後の検査で体のデトックス機能が低下していることがわかりました。
# 藤川メソッド
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圧倒的に溶けやすく、カフェドリンクのようにおいしい!大人女性のためのプロテイン【マルチプロテイン】
藤川メソッドを半年実践してみて
高校2年からパニック障害に悩まされ、約半年前に偶然ネットで見つけた「全ての不調は自分で治せる」藤川徳美 を参考に栄養療法を実践してみました。
医師や薬に頼らない!すべての不調は自分で治せる [ 藤川徳美 ]
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タンパク質とメガ量のビタミンを摂取することによりあらゆる病気が治ってしまう
という内容でした。
結果から言うと、パニック発作は起きなくなりました。
喉の閉塞感、動悸、鬱症状なども消えていました。
これで普通の日常を取り戻すことができる!!
と喜んでいた矢先、奇妙なことが起こりました。
ある冬の朝、意識が朦朧とし、立っていることが出来なくなったのです。急いで頓服を飲んでも治らない。
一体何が起こったのでしょう。
参考文献
医師や薬に頼らない!すべての不調は自分で治せる [ 藤川徳美 ]
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